Vin Cotto or 17世紀の絵画? VIA MAGGIO でハムレット
2010年 10月 05日
日曜日フローレンスすごい人でしたね。
3つの行事が同時進行でディズニーランド状態でしたね。
極めつけは URBAN GOLF! テニスボールでUNESCOの街中をGOLFしてたんですよ ほんとに。
トリニタ橋からフェラガモ本店の下り坂で黄色とオレンジのテニスボールが足元にまとわりついてきたときには
ほんとに驚きました。 そしてすぐに怒りに変わったFLORENTIA55でした。
どう思われます? ちょっとなんだかなーー。
”VIA MAGGIO”-マッジョ道りがこの橋からローマ門に向けて伸びています。
コジモ1世の頃16世紀に馬車道りとして作られた道です。
MAGGIO マッジョは MAGGOIREマッジョーレ 大町道りという意味です。
ちょっと狭い一方通行の道で、立ち止まリ上を見上げるのは難しいでしょうが 当時のお屋敷街なのです。 右側に美しいファサードが見えてきます。
フランチェスコ1世が愛人ビアンカのために建てたものです。秘密の地下道がありピッティ宮殿と結ばれていたそうです。
後に正妻となるビアンカですがこの2人は悲劇の最後を迎えることになるのです。
さてFIORENTIA55を”ハムレット”させたのはPALAZZO RIDOLF リドルフィ邸でちょうど真向いにありました。
”VINOPOLI”のプログラムに参加するために友人MSルッキーと出かけたのですが何と3つのプログラムが同時に
スタートでパンフレットの内容がこれまたミックスで受付嬢も参加者も立ち往生でした。
SAPAと呼ばれる地元トスカーナのVIN COTTOを試飲してから17世紀の絵画におけるブドウ、ワインの意味を
探るというのに申し込んでいたのですが会場に来て確認するとそれぞれが別だというのです。
どちらも楽しみたかったFLORENTIA55と友人MSルッキーは真剣に悩みました。
VIN COTTO OPPURE SEICENTO...
ヴィン コット オプーレ セイチェント
例のごとくちょっと早めに到着のFLORENTIA55。後から来るイタリア人がほとんど ”VIN COTTO” と答えるのを聞いて
講師の先生がちょっと肩を落としたように思えてルッキーに確認もせず
思わず
SEICENTO セイチェント 17世紀!
カラバッジョの“果物籠”でスライドが始まります。当時の一般的な解釈の説明と実は依頼主から贈呈人へ向けてのシンボルでのメッセージがあったのだそうです。
カラバッジョのパトロンでもあるローマのデルモンテ司教が宗教改革後のカトリック教会へ貢献するボッロメオ司教へ送った一枚です。
ダン・ブラウンになれるかも。。。
1時間半があっという間に過ぎていきます。古代ローマのフレスコ画から17世紀の絵画までプロの絵画修復師
ALESSANDRO NESI氏の話は軽妙に続きます。素敵な絵とお話に大満足で会場をでたFLORENTIA55とルッキーですが
幸運なことにVIN COTTOの試飲もまだ終了しておらずこちらも楽しむことができました。
おいしかったな。 とても甘ーいです。
トスカーナではデザートワインとして利用されるのですが南イタリアでは料理の隠し味にもっぱら利用されるのだとか。 シナモンとかスパイスが入っているのが特徴でオリエントから伝わりそれは聖書の時代にさかのぼるとか。
”それじゃ あれかな ノアが酔っぱらったのは このワイン?”
FLORENTIA55がまるで“お隣のノア”さんのように質問したのがおかしいと
ゲラゲラ笑っていた MS ルッキーでした。
一人で笑うのはちょっと難しいから まッ いいか。。。
*BACH FLOWER*
ビーチ (BEECH)
他人の行動にイライラしてるかなって 例のゴルフの人達ですけど。
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